特別企画!Mariのグルーヴ修行第2弾。N.Y編
(第1弾。L.A編はTAMTAM=WAVE=を見てね。)


1.The Cranberries 観たい〜〜

ホテルインターコンチネンタルのビジネスセンターの常駐の女の子Silviaは
ココア色の肌にアーモンドアイ、黒髪を後ろにピシッと束ねてていい女風に装ってるけど、
どこかまだあどけない、ぽっちゃりした唇のかわいい子だ。
ちょっと気取っておすまししてるかんじが、よけいかわいい。
TAMTAMの資料のコピーを頼んだので、写真に気付いて
『これ、あなた?』
「そうで〜す。」
『It looks cool! Musicianなんだ!私の友達もMusicianなんだ。』
 
話が弾んできたので、世間話のついでに聞いてみた。
「きょう行きたいライブがあったんだけど、小屋の住所もチケットの予約先もわからなくて、
がっかりしてるの…」
『なんてアーティスト?』
「クランベリーズっていうロック系のバンドなんだけど、、、知ってる?」
『おう!クランベリーズ?!』
「知ってる?(喜)」
『ええ、友達がケイタリングの仕事で入ってるから。まずコンピュータで
プリントアウトしてあげるから待ってて?』

***世の中狭い〜***あわよくば、チケットの確保を裏からお願い出来るかも〜ムフフ

「その友達って彼?」
『うふふ、残念でした。お姉ちゃんの彼。実はその友達のMusicianって、ケイタリングで入ってる彼なの。
ほら、食べてくのって大変じゃない?だから今はね…わかるでしょ?』
「わかるわかる〜。彼、どんなかんじの音楽やってるの?」
『メレンゲ・ラップ。CDもリリースしてるのよ。今は契約が切れちゃって、次のチャンス狙いながら
仕事してるわけ。今、電話してみるね!上司には内緒よ(笑)』
   *読んでる皆さんも、告げ口しないでね*

メレンゲ・ラッパーとは、あまりにタイムリーな!!!
まさに、Mariが今とっても興味ある新しいラテンのムーヴメントじゃない!
日本と違って多民族国家だけあってラテンカリビアン、レゲエ、アフリカン等、それぞれの国や
ジャンルのCDやテープが、想像以上に充実してるN.Y。
Virgin Record Shopでさえ試聴盤のコーナーにラテンだけでも、
ラテンロック、ラテンポップ、ラテンジャズetc...いくつも試聴機があるし、
アフリカものでさえ、4つぐらいはコーナーがあったりする。
もちろんコアなSHOPへ行けば当然、もっとコアなものが揃いまくってるわけで、
イタリア、中国、韓国、中東、ほとんど不自由しないだろう。

 若手のNew Wave LATIN Artisitと知り合えれば、ぐっと世界が広がる!
なんてラッキーなの!?
『仕事中みたい、出ないわ。でもあとで言っとくから、会場行ったら探したみてね!』
「どんなルックス?名前は?」
『ヒスパニック系よ、かっこいいから、すぐわかるわ。ROOLYっていうの。』
「Thanks a lot. I'll try to find him.」

プリントアウトされた資料には、住所と電話番号がのっていたのでSilviaちゃんが
問い合わせてくれたが、電話受け付けはいっさいなく直接会場に行くしかないとのこと。
 とにかく行ってみる事にした。

凍りそうに寒い。けっこうわかりにくくて、迷いながら辿り着いたときには
ハナミズーツララちゃん状態。5つくらい有るガラス張りのドアが開かない。
寒いなか震えながら立ってる人たちが3人いたので、きいてみた。
 
彼等はCRANBERRIESの大大大ファンで、チケットはとっくに買ってあるとのこと。
当日券買いにきたって言うと、とても気の毒そうな顔になった。
『とっくにSold Outだよ。おお、かわいそうに。普通は看板や告知に書くべきなんだよね!
ほら、ここの看板にもなんにも書いてないだろう?』
「やっぱり凄い人気なんだ…残念だなあー!なんか方法ないかな?」
『最高のバンドだけど、最近はヨーロッパ人気の方が凄くて、こっちじゃちょっと下火だったから、
今回Sold Outってきいて、オレたちも驚いてるんだよ、な?』
『んだんだ』
『とにかくTicket Box Officeに行って聞いてごらん?』

彼等が立ってる向かって一番左のドアの奥がOfficeなんだけど、鍵がかかってて入れない。
親切なジョージが全部のドアをcheckしてくれた。落ち込んでうつむくMariに、ジョージが叫ぶ。
『早く早く!ここ、開いたから!』
Building内の別の階に仕事に行く人たちのために開いたドアを押さえて待ってくれる。
すっとんで駆け込んだ。
『Good  Luck!』

<HAMMERSTEIN BALLROOM>
,,,,,,,,,,,,,,,BALLROOMってなんだろう?時々みるんだけど?,,,,,,,,,,,

これは中に入ってから撮ったホールの入り口

Officeのお姉さんは私用電話だらだら、やっとhung upしたのできくと、
「Sold outよ」
「Sold outなの!」
超感じ悪い。この国、この手の応対がけっこう多い。時々キレそうになる。
(-_-#)ピクピク
「Love, Janies」のチケットを買いに行った時も
「どのへんの席ですか?それによって決めたいから」ってこっちが言ってるのに
『きこえてるのか?$42っていってるんだ。ああ?きいてることに返事しろよ!』
の一点張りで、ぶっとばしてやろうかと思ったおじさんがいた。
(-_-X)おどれなめとんか
幸いプラスティックしきりの窓口だったのと、ケンカしてまた30分並ぶと開演に
間に合わないので大人しく引き下がったけど、最悪の席だった。
ただ、空いていたので、適当に移動できたから結果OK!!
 でも、差別受けてる人ってこの100万倍理不尽に嫌な思いしたんだろうなあ〜
ふと、そんなことを考える瞬間が多い。

せめて会場の中だけでものぞいちゃえー!
客席はフラットでCHITTA'の縦横ひろ〜くしたカンジ。STAGEには白い布がたくさん下がっていた。

会場の柱の看板、、、Lenny Kravitsも
「ああああああああ!観たかったよう!」

肩をすくめて出てきたMariを囲み、一生懸命知恵をしぼってくれるジョージ達。
『あとは、運が良ければ4時頃scalperがいるかもしれない。オレ達も注意しとくから、出直しておいで!
そのかわり、値段は3倍くらいだけど…
でも、素晴らしいSHOWだから。JAPANでみるのときっとカンジが違うだろうし。』
『そういえば、JAPANからのinportのCDも買ったけど、U.S.A盤より音がデカくてヨカッタよ。
CDはTOKYOで買った方がいい。』
『そうだ!InternetでCRANBERRIESを調べてみなよ!
scalperがギリギリになって売りを出すかもしれないぞ?』

ミュージカルでは開演直前まで会場の前の道でチケット持って声かけてくる人達はいなくて、
マージンの高いホテルや旅行会社のチケットを除けば、
一般の人が余ってしまった券を素人らしく売るんだけど、さすがに音楽業界はどこも同じらしい…


Thank you so much! you guys were so kind!

 とにかく親切な人たちだった。紅一点の女性は写真に写るのがキライとかで、写真は二人。
結局、ありとあらゆる手を尽くした1日だったけど
観られずに終わってしまいました。かなぴ〜   くすん、、、、、
 
 

2.ヴィンテージカー・オークション

MARIの文章にお疲れ気味かな?きょうはこれで楽しんでね
(*`▽´*)うひょうひょ

いろんな顔があって、生きてるみたいじゃない?
でも、どれが誰なのかまったくわっからないのですう。
Do you know enyone of them?


N.Yでこんな車達を観れるなんて…
昔はギャング達を乗せて走っていたのかしらん?
『ゴッドファーザー』の世界ね!